植物の新刊 「牧野富太郎と神戸」
11月に牧野博士の原文を残しながら全面的に改稿された
「新牧野日本植物圖鑑」がようやく出ましたが,
こういうことは続くもののようで,
とてもおもしろそうな本が出版されました.
『牧野富太郎と神戸』
白岩卓巳 のじぎく文庫(神戸新聞総合出版センター)
定価1600円+税 206頁
「世界的植物学者の困窮を巣くった若き資産家・池長孟.
二人の出合を機に,大正から昭和にかけて神戸を拠点に活動した
牧野博士の足跡とその”遺産”を追う.」
どうです.読みたくなるでしょう?
目次は以下のとおりです.
はじめに
第一章 神戸との出合
高知から初めての上京
六甲山の印象
第二章 植物研究一途な青年時代
田中芳男,小野もとよしとの出会い (もとよしは漢字)
生涯を貫いた牧野式植物研究法
成果をあげた研究
経済的に困窮する
第三章 牧野の援助者・池長孟
名乗りをあげた二人 ー 池長孟と久原房之助
池長植物研究所づくり
二人三脚から離反へ
第四章 池長問題と触れる標本
標本こそは命
岡崎忠雄とフォーリー標本買い上げ
なお続く池長問題
新しいパトロン
動かそうにも動かない池長問題
やっと解決した池長問題
第五章 神戸で牧野と深く関わった人々
田代善太郎
山鳥吉五郎
川崎正悦
その他の人々
第六章 標本は牧野のもとに
社会的に高い評価を受ける牧野
『牧野日本植物図鑑』の完成
「南蛮美術館」を開館した池長孟
池長の英断と池長問題の解決
第七章 老いを知らない牧野の活動
植物の普及活動
著作活動
親しい人などへの手紙
西村貫一との交流
第八章 牧野富太郎の業績と今日的意義
牧野の死
牧野富太郎の業績
牧野富太郎ゆかりの標本館・博物館
未来へ引き継ぐ
おわりに
牧野富太郎年譜

