ミズゴケの仲間は同定が難しい
ハチ北の観察会で訪れた湿地は,乾燥化が進んでヤマドリゼンマイや
レンゲツツジなどがかなり侵入している.
それらの木や草の下でひっそりと生えているミズゴケ.このミズゴケの種類が
調べてもよくわからない.葉の断面の様子や透明細胞の穴の空き方などから
ゴレツミズゴケのようなのだが,葉がはっきりとは五列に並ばないし,植物体の色味も
図鑑の記載と異なる(まだ5月なので,植物体の色は当てにならないかも
しれないが).
近畿地方からミズゴケ属は9種が知られており,そのうちのどれかなのだろうけれど,
どうもすっきりと同定できないのがもどかしい.
もう一度資料をあつめて標本を検討して,いちから勉強しなおさなければ.
ちなみに近畿地方で見られるミズゴケは以下の9種.(出典 中島徳一郎1970)
オオミズゴケ
コアナミズゴケ
ハリミズゴケ(京都深泥が池,滋賀県小松.兵庫県甲山からも報告があるが,現状不明)
ホソバミズゴケ
ホソベリミズゴケ
ゴレツミズゴケ
ヒメミズゴケ(氷ノ山のみ)
ウロコミズゴケ(大台と大峰の数カ所)
ワタミズゴケ(大台周辺のみ?)

